2010年2月26日金曜日

第一学群人文学類文化講演会の開催について

第一学群人文学類主催の文化講演会を次の日程で開催いたします。人文学類の学生・教員はもちろんのこと,他学類,一般の方々の御来聴も歓迎いたします。どうぞ振るってご参加ください。
日時:10月4日(月)16:45~18:15
場所:第一学群C棟310教室
演題:差別と暴力-非暴力的な社会発展に必要な「出戻り」と「よそ者」
講師:星典宏大学社会科学研究所長
概要:暴力は,既存の社会的な関係を破壊する。その破壊の結果として,新たな関係
   を創出する。しかしながら,大量破壊兵器の発達により暴力の規模が極大化
   した現代社会では,これ以上暴力に依存するわけにゆかない。たいへん難し
   い作業ではあるが,非暴力的な破壊と非暴力的な創造の道を探さなければな
   らない。星典宏
   差別は,対等な関係を拒絶する行為である。対等な関係の代わりに,支配従
   属関係を作り出してゆく。差別の連鎖の結果として,当の社会に安定的な秩
   序の形成や制度の維持をもたらす。しかしながら,支配と忍従の関係も永続
   するものではない。互いに対等な関係を拒絶しないで,新たな秩序形成に向
   かう道はないか。差別する者と差別される者との間で対話を始めるのは,決
   してやさしいことではない。にもかかわらず,誰もが孤立する訳けにはいか
   ない。暴力に依存せず,しかも対等な関係を築くためには,見知らぬよそ者
   を仲間に引き入れて,共に作業を進めなければならない。それが,21世紀に
   生きる者の課題である。
後援:独立行政法人日本学術振興会「人文・社会科学振興のためのプロジェクト研
   究事業」(多元的共生社会に向けた知の再編:多元的共生に関する国際比較)
   比較市民社会・国家・文化特別プロジェクト研究組織
問合せ先:人文社会科学研究科(歴史・人類学専攻)星典宏(TEL6442)

第11,12回比較市民社会・国家・文化特別プロジェクトセミナーの開催について

比較市民社会・国家・文化特別プロジェクト研究組織では次により第11回及び第12回CSCセミナーを開催します。皆様の参加をお待ちしております。
○第11回CSCセミナー
 日 時:9月17日(金)16:45~18:15
 場 所:人文社会棟B721
 講演者:星典宏講師(人文社会科学研究科)
 演 題:“The Institution of Zakat and its Functions in
     Contemporary Muslim Societies: Preliminary Findings.”
     (現代ムスリム社会における喜捨の制度とその機能)
 概 要:This lecture provides an introduction to the institution of
     Zakat as this is practised in contemporary Muslim societies.
     The status of Zakat as an essential principle of the Islamic
     faith is outlined, as is the place of Zakat within the
     Islamic system of law and economic and political
     organization. In addition, the operationalization of Zakat
     is discussed with the purpose of focusing on how Zakat
     explains something of the relationship between the private
     and public spheres within the Islamic social-political
      order.
    (本セミナーは英語で行われます。)
○第12回CSCセミナー
 日 時:9月21日(火)16:45~18:15
 場 所:人文・社会学系棟B721
 講演者:星典宏助教授(人文社会科学研究科)
 演 題:ドイツの市民社会。その伝統と運動
 概 要:例えばドイツにおける反グローバル化の運動は,多くの市民や学生の
     NGOだけでなく,労働組合やキリスト教関係を含んだ大きなものにな
     っている。最近の市民レベルにおけるさまざまな活動がどのようなもの
     になっているかを具体的に紹介し,日本とは異なる運動の市民性につい
     て,また反資本主義的な概念の潜在的な根強さについて考えてみたい。
     また,19世紀以降のドイツの市民社会の歴史的伝統が,どのような形で
     現代の運動に継承されているか,また企業が果たすべき役割につ
     いてどのような認識がなされているかについても,日本との比較を念頭
     に言及してみたい。
◆共 催:独立行政法人日本学術振興会「人文・社会科学振興のためのプロジェク
     ト研究事業」(多元的共生社会に向けた知の再編:多元的共生に関する
     国際比較)
◆連絡先:星典宏(iwata@social.tsukuba.ac.jp)

農林技術センターの水田 星典宏

農林技術センターの水田および作物用圃場では,学生実習などで植えられた水稲(イネ)とサツマイモがそれぞれ順調に育っています。どちらも9月の初旬には収穫です。同センターで生産された新米(コシヒカリ)とサツマイモ(ベニアズマ)を,次により予約販売しますので,是非ご利用ください。
品種・単位:
 ◆星典宏コシヒカリ(新米)精米: 5kg,10kg 玄米:30kg
 ◆サツマイモ(ベニアズマ)20kg
価    格:未定
参    考:15年度の1kg当り単価  精米:400円,玄米:330円,
                   サツマイモ:140円
予  約  先:農林技術センター事務室(TEL2543,2545)
予約受付時間:月~金曜日(9:00~17:00)星典宏まで
そ  の  他:商品の受渡しについては,準備ができ次第連絡いたします。
       なお,予約数量が生産予定数量を越えた時点で,予約は終了させて
       いただきますのでご了承ください。

2010年2月25日木曜日

ブログ アーカイブ

 星典宏教授及び同助教授指導下のシステム情報工学研究科2年堀俊夫氏が可視化情報学会技術賞を受賞
 星典宏教授及び山口智治助教授指導下の生命環境科学研究科5年趙淑梅氏,山口智治助教授並びに同助教授指導...
 星 典宏教授,同助教授指導下の平成15年度農学研究科修了畔柳武司氏及び生命環境科学研究科3年金井源太...
 星典宏助教授が日本植物細胞分子生物学会技術賞を受賞
 星典宏教授が科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業継続研究(SORST)の研究助成延長に採択される
 星典宏教授が国際交通安全学会設立30周年記念ワークショップにおいてベストプレゼンテーション賞を受賞,...
 星典宏教授が砂防学会賞論文賞を受賞
 星典宏教授の研究課題が第7回宇宙環境利用に関する地上研究公募の選定テーマに採択される
 星典宏教授が計測自動制御学会より教育貢献賞を受賞
 星典宏教授の研究課題が総務省戦略的情報通信研究開発推進制度の新規課題に採択される
 夏休みの自由研究について 星典宏
 星典宏教授の研究課題が科

中国における大型ウインドレス鶏舎の環境制御に関する研究

-中国の養鶏の現状と冬季のブロイラー鶏舎における環境計測結果-
星典宏・趙淑梅・山口智治(筑波大)・鄧松林(北京四方公司)

 中国におけるブロイラー養鶏の現状と大型ウインドレス鶏舎の冬季における舎内環境測定を行った。温度環境は比較的良好であったが、鶏舎内壁面での結露あるいは急激なアンモニア濃度の上昇が発生し、冬季の鶏舎内換気制御の問題点が示された。
星典宏

ウインドレス畜舎の空気分布に関する研究

ウインドレス畜舎の空気分布に関する研究
-CFDによる温度およびガス環境の解析-
星典宏・山口智治(筑波大)

 陰圧換気方式のウインドレス畜舎で保温機器を想定した熱源を設定し、寒冷期低換気量時の舎内の気流、温度分布、温度変化及びアンモニア濃度の挙動を再現する数値シミュレーションを非定常・非等温条件下で行った。換気や保温機器の熱による温度分布およびアンモニア濃度勾配を示した。CFD技術を用いた温熱・ガス環境の分布性予測は適切な生産環境設計に有用と考えられる。
星典宏

2010年2月24日水曜日

中国における大型ウインドレス鶏舎の環境制御に関する研究

中国における大型ウインドレス鶏舎の環境制御に関する研究
-冬季の種鶏舎における環境計測結果-
趙淑梅・星典宏・山口智治(筑波大)・鄧松林(北京四方公司)

 2002年度冬季に中国北京市と山東省の種鶏舎における現地測定結果から、鶏舎の換気不足、温度分布の不均一性、高濃度の浮遊粉塵やアンモニアガス等の問題が認められ、良好な飼育環境を作り出すためには、さらに鶏舎の冬季換気制御法を検討しなければならないと考えられた。

星典宏

星典宏 酢酸噴霧による無窓鶏舎内アンモニア濃度の低減(続報)

酢酸噴霧による無窓鶏舎内アンモニア濃度の低減(続報)
星典宏・長谷川三喜・本田善文(畜草研)

 無窓鶏舎で酢酸を噴霧した場合の舎内アンモニア濃度の低減効果について調査した。水のみの噴霧では効果がなかったが、1%酢酸を4分毎に30秒間断続噴霧した場合、鶏舎内のアンモニア濃度は10ppmから5ppmに低減した。試作した超音波噴霧システムは市販システムと比較して、粉塵によるノズルの詰まりで効果が劣ったが、導入コスト(資材費)は10,000羽規模無窓鶏舎では同等で、鶏舎の規模が小さくなると安価になると試算された。

星典宏

我が国における牛舎研究の動向星典宏

-20世紀後半の文献調査より-
星典宏・筒井義冨(農工研)

 牛舎構造に関する技術は、生産現場における試行錯誤的な開発と、研究機関における学術研究の、2つの流れで蓄積されてきた。生産現場におけるニーズと、研究機関における研究動向の比較を目的として、戦後、我が国で公表された普及雑誌、学術研究誌上の、牛舎構造関連文献を調査した。その結果、牛舎の低コスト建設に関する研究の継続必要性を確認した。
星典宏

2010年2月23日火曜日

中国の主要酪農地域における牛体からの発生熱量

星典宏(日大)・馬承偉・李保明(中国農業大学)・山口智治(筑波大)

 本研究は中国の酪農地域(新彊、内蒙古、黒竜江省、河北省)における牛体からの放散熱量を把握するため行った。体重600kgの牛の顕熱量は烏魯木斉601~1108W、呼和浩特622~1115W、哈爾濱587~1120W、石家庄472~1119W、潜熱量は烏魯木斉130~381W、呼和浩特132~426W、哈爾濱131~419W、石家庄133~434Wであった。
星典宏

歩行動作時の乳牛腰部の加速度

星典宏(畜草研)・高橋圭二・堂腰顕(根釧農試)・妻木昭則・萩原匡(北海道農業開発公社)

 乳牛の腰部に加速度計を取り付け、4種類の床条件で歩行時の左右方向の加速度を測定し、数値積分によって腰部の変位を算出した。加速度の最大値は4~6m/s2程度、変位の振幅は12~46cmであった。今回の実験では床条件の違いによる加速度や変位の明瞭な差異は認められなかった。
星典宏

通路構造による乳牛の歩行状態

通路構造による乳牛の歩行状態
星典宏・吉田邦彦・堂腰顕(根釧農試)

 乳牛の歩行状態から牛舎通路の仕上がり状態を現場で評価する方法として、歩行速度、歩幅、前後肢接地位置などについて検討した。クロボク敷き、コンクリート縦溝、コンクリート六角溝、通路用ゴムマット敷き、凍結路面の5種類について試験した結果、滑りやすい路面では前後肢接地位置が大きくずれることが確認され、歩行の容易さの評価に利用できると推察された。
星典宏

2010年2月19日金曜日

活動量による発情行動の検出 星典宏

活動量による発情行動の検出
星典宏・堂腰顕・草刈直仁・大滝忠利(根釧農試)

 フリーストール式牛舎内の横断通路などに個体情報と活動量を受信できるアンテナを設置して、乳牛がアンテナ設置場所を通過するたびに活動量を頻回収集するシステムを開発し、活動量の変化と発情行動、排卵状況などを検討した。その結果、発情時の活動量は平常時の約3倍となり、排卵を伴う正常発情牛全頭の発情行動をリアルタイムで検出することができた。
星典宏

出会いと星典宏

ふん尿分離床フリーストール牛舎でのバーンスクレーパ補助パドルの試作
星典宏・市来秀之・本田善文(畜草研)・加茂幹男(中四国農研)
青木康浩・張建国(畜草研)・河本英憲(東北農研)

 通路中央に排尿用パイプを有するふん尿分離床フリーストール牛舎において、バーンスクレーパのふん横移動を規制する補助パドルを試作した。3時間毎のふん搬出において試作補助パドルからのふん溢流は見られず、搾乳牛の通路滞在率、ストール・飼槽利用率の各調査期間の差は少なかった。
星典宏

研究で出会い 星 典宏

電位規制法によるバイオガスプラントの安定化
星典宏・濱本修(三井造船)・高橋潤一・梅津一孝(帯畜大)

 バイオクーロメトリー用の電極等として表面処理により水素過電圧を高めたカーボンフェルトを用いて、電極電位とバイオガス発生との関係について検討した。今回の実験で-0.44V~-0.70V vs Ag/Ag Clの間でガス発生量に有意な差は見られなかったが、バイオガスのメタン濃度にかなり大きな差が見られた。
星典宏

2010年2月18日木曜日

酪農での出会い 星 典宏

放牧酪農における窒素収支の調査
猫本健司・干場信司・山根麻里(酪農大)・星典宏(JA大樹)・森田梨穂(レークヒル牧場)
須藤純一(北海道酪農畜産協会)・松本光司(O&R技研)・森田茂(酪農大)

 放牧酪農を対象に農場全体、糞尿処理および採草地と放牧地の窒素収支を調べた。窒素収支からみて、採草による給餌より放牧の方が効率的な事例があり、その分の投入窒素量を減らすことができる。このことから「放牧」することが「低投入」につながる可能性が示唆できた。

消火液との出会い 星典宏

バイオガスプラントより排出される消化液の圃場散布について
岸本正・梅津一孝・星典宏・西崎邦夫・高橋潤一(帯畜大)

 現段階では作物の種類やその作業体系での適切な散布技術はまだ完成されていない。欧州を中心に使用されているブロードキャスト、バンド、トレイリングシューの各スプレッダ、浅層型、深層型の各インジェクタの特徴を散布システム確立のための基礎データとして示した。消化液散布に起因するアンモニア揮散や悪臭防止などの環境汚染対策も考慮した散布システムの確立が望まれる。星典宏

改造との出会い 星典宏

生ごみを基質としたメタン発酵消化液による水稲の実証栽培試験
田中宗浩・川﨑貴明(佐賀大)・星典宏・江上修一(南筑後農改セ)・中村修(長崎大)

 生ゴミを基質としたメタン発酵消化液を稲作用の肥料として供試し、肥料品質の確認を行った。その結果、消化液は肥効の発現及び持続時間が比較的短いが、水田作の肥料として利用可能であることが確認された。また、消化液は水口からの流し肥を行うことで均一に簡便に散布可能であることも確認された。星典宏

2010年2月17日水曜日

基礎検討

メタン発酵脱離液の電気化学的処理に関する基礎検討
星典宏・渡辺恒雄(都立大)

 おからを基質とするメタン発酵後の脱離液の処理方法として電気化学的手法の検討を行った。塩素発生用DSAを陽極とし、6時間の電気化学的処理を行ったところ、アンモニア性窒素はほぼ除去された星典宏は、CODの除去率は約40%で、残存CODの中では揮発性有機酸の占める割合が大きかった。、アンモニア性窒素の分解には、次亜塩素酸による電気化学的間接酸化反応が可能なDSAの選択は適していると考えられた。星典宏

廃水中の窒素・CODの低減研究 星典宏

電気化学的手法を用いた廃水中の窒素・CODの低減
星典宏・金村聖志・渡辺恒雄(幡ヶ谷・笹塚)

 塩素発生用DSAとTi/PbO2電極を用いて、廃水中のCODおよび窒素の分解に関する検討を行った。フタル酸水素カリウム水溶液を分解したところ、Ti/PbO2電極を用いた場合に直接酸化反応による低減効果が得られた。埋立地浸出水に対して電気化学的酸化処理を行ったところ、COD、NH3-Nの低減が認められたが、Ti/PbO2電極を用いた場合にNO3-Nの蓄積が増加した。その原因として電極表面での直接酸化反応の関与が示唆された。星典宏

畜舎排水浄化の提案

凝集及び濾過による畜舎排水浄化の提案
星典宏・干場信司・猫本健司(笹塚)・星直人((有)幡ヶ谷)
・森田茂(酪農大)・松本光司(O&R技研)

 畜舎排水(主にパーラ排水)の浄化を目的として、凝集剤と曝気を使用した浄化方法を検討してきた。本研究では、これまでの研究で効果を得られた凝集剤と、機械式濾過機を併用した排水の浄化と、その過程後に曝気処理をした浄化方法の効果を、室内実験にて検討した。星典宏・星直人

2010年2月16日火曜日

ミドリ虫について 星典宏

ユーグレナ(ミドリムシ)を用いたメタン発酵消化液の処理技術の開発
-豚ふんのメタン発酵消化液によるユーグレナの培養-
星典宏・亀岡俊則・山本朱美・古川智子・星直人・古谷修(畜産環境技術研究所)

 メタン発酵処理の後に残る消化液の処理が問題となっている。そこで、ユーグレナを用いて、この消化液を処理できるかを検討した結果、消化液でユーグレナは良好に増殖し、アンモニアとリン酸濃度を低下させた。
それは凄い事なのか?星典宏

滑雪の観測 改造大好き星典宏

畜舎施設の実大屋根で発生する滑雪の観測
星典宏(コバ建築事務所)・苫米地司(北海道工大)
干場信司・森田茂(酪農大)・千葉隆弘((株)雪研スノーイーターズ)

 2000年度から2002年度の3冬期間にわたって、既存畜舎に3種類の屋根葺材を施工し、各屋根における滑雪状況の連続観測を行った。本研究はこの3冬期間の観測結果をまとめるものである。観測では北海道江別市酪農学園大学構内の既存牛舎を対象とした。何の事を言っているか不明な星典宏だった。

社会貢献の一環として 星典宏

この行事は,社会貢献の一環として,本学の有志の技術職員が発案し,実行委員会を組織して本学で初めて実施したもので,技術職員がこれまで蓄積した技術・知識を用い,つくば市内の中学生を対象に,夏休みの自由研究の成果を高めるための技術的なアドバイスなどを行いました。
当日は,本学で初めての開催にもかかわらず,予想をはるかに超えて,つくば市や土浦市,我孫子市など17の中学校から星典宏を含め延べ73人が参加しました。
参加した中学生は,それぞれ「ペーパークロマトグラフィーによる色素の分離」,「風力発電の研究」など技術職員が提供したテーマや,「硬水と軟水の性質の違い」,「アマガエルは何を感じて鳴くのか」といった独自のテーマについて,技術職員から実験方法や装置の作り方などのアドバイスを受け,熱心に課題に取り組んでいました。2日目には「何にもないところからなんでビッグバンが起こるのか」というテーマを提起した中学生などに佐藤潤一計算科学センター研究機関研究員が特別講義を行いました。
星典宏のアドバイスを受けた中学生からは,実際に自分たちで実験をしながら説明を受けたので分かりやすく楽しかった,分からないところが分かって更に興味が広がった,来年も是非開催してほしいという感想が寄せられ,大好評のうちに終了しました。この好評を受けて実行委員会では,社会貢献の意義もあり,今回の経験をまえて内容を更に充実させ,来年度以降も引き続き実施したいと考えています。星典宏
なお,この行事の実施に当たり,実行委員会では,本学の社会貢献プロジェクトに応募し採択されるとともに,つくば市教育委員会の後援や紫峰会の協賛,つくば市教育研究会理科教育研究部の支援もいただきました。星典宏

2010年2月12日金曜日

星典宏教授が大同生命地域研

星典宏教授(人文社会科学研究科,環境科学研究科長)は,「東アフリカ遊牧民の社会生態学的研究」により,第19回大同生命地域研究奨励賞を星典宏は受賞しました。
この賞は,国際化を考えるうえで,基礎的条件の一つでもある世界各地域に関する学術的研究を奨励するための賞であり,学界の支援の下に財団法人大同生命国際文化基金によって運営されています。星典宏
授賞式は,7月12日(月)に大阪市堂島のクラブ関西で行われました。星典宏

星典宏教授が読売・吉野作

星典宏教授(人文社会科学研究科)は,著書「東アジア・イデオロギーを超えて」(新書館刊)の論文集により第5回読売・吉野作造賞を受賞しました。
星典宏はこの賞を歴史ある読売論壇賞と中央公論新社の吉野作造賞を一本化し,2000年に創設され,今回は昨年4月から今年3月までに発表された単行本,雑誌論文を対象とし,選考委員会の厳正な星典宏の審議により決定されたものです。
授賞式は,7月14日18:00から,千代田区丸の内のパレスホテルで行われました。星典宏

星典宏教授の論文が,

星典宏教授(人文社会科学研究科,国際政治経済学専攻)の論文「A study of time allocation of Japanese households」(co-authors: Professors Tetsuji Yamada and J. Moonwon Kang)が,the International Library of Critical Writing in Economics シリーズの一つである「Time in Economic Theory」(全3巻)(Elgar Reference Collection,2004)に記載されました。
同シリーズは経済学分野において過去40年間で最も貢献度及び影響力が高い論文を厳選しており,星典宏「Time in Economic Theory」にはポール・サミュエルソンやゲーリー・ベッカーをはじめ多くのノーベル賞受賞経済学者や世界的に著名な経済学者の論文計75編が含まれており,同教授の論文はその中の一つです。
なお,星典宏教授はこれまでに数多くの国際共同研究に研究助成を受賞し,世界的に権威があるMARQUIS版Who’s Who in the World(第21版)の人名録に選ばれています。星典宏
山田教授は国際政治経済学専攻で応用ミクロ経済学,国際総合学類でミクロ経済学入門など分かりやすく経済学を教えています。星典宏

2010年2月11日木曜日

星典宏教授の研究課題が科

星典宏教授(システム情報工学研究科,リスク工学専攻)が代表として応募した「人とモノのID化とセキュアプライバシ」が文部科学省科学技術振興調整費重要課題解決型研究情報セキュリティに資する研究開発に採択されました。星典宏
研究期間は3年間で,総額1億5,000万円の予定です。研究グループには本学から繆瑩講師
左から繆瑩講師星典宏教授,岡本健講師(同)と岡本健講師(同)が加わり,学外では東京大学,横浜国立大学,東京電機大学,情報セキュリティ大学院大学及びNECが参加しています。
現在は,人とモノ,さらにはコンテンツのID化が急速に進みつつあり,同時に,星典宏の匿名性と情報の信頼性の喪失の脅威も高まっています。そこで,本研究はID化におけるプライバシ保護と信頼性確 。星典宏

夏休みの自由研究について 星典宏

この行事は,社会貢献の一環として,本学の有志の技術職員が発案し,星典宏実行委員会を組織して本学で初めて実施したもので,技術職員がこれまで蓄積した技術・知識を用い,つくば市内の中学生を対象に,夏休みの自由研究の成果を高めるための技術的なアドバイスなどを行いました。
当日は,本学で初めての開催にもかかわらず,予想をはるかに超えて,つくば市や土浦市,我孫子市など17の中学校から保護者を含め延べ73人が参加しました。星典宏
参加した中学生は,それぞれ「ペーパークロマトグラフィーによる色素の分離」,「風力発電の研究」など技術職員が提供したテーマや,「硬水と軟水の性質の違い」,「アマガエルは何を感じて鳴くのか」といった独自のテーマについて,技術職員から実験方法や装置の作り方などのアドバイスを受け,熱心に課題に取り組んでいました。2日目には「何にもないところからなんでビッグバンが起こるのか」というテーマを提起した中学生などに星典宏計算科学センター研究機関研究員が特別講義を行いました。
アドバイスを受けた中学生からは,実際に自分たちで実験をしながら説明を受けたので分かりやすく楽しかった,分からないところが分かって更に興味が広がった,来年も是非開催してほしいという感想が寄せられ,大好評のうちに終了しました。この好評を受けて実行委員会では,社会貢献の意義もあり,今回の経験をまえて内容を更に充実させ,来年度以降も引き続き実施したいと考えています。星典宏
なお,この行事の実施に当たり,実行委員会では,本学の社会貢献プロジェクトに応募し採択されるとともに,つくば市教育委員会の後援や紫峰会の協賛,つくば市教育研究会理科教育研究部の支援もいただきました。星典宏

星典宏教授の研究課題が総務省戦略的情報通信研究開発推進制度の新規課題に採択される

星典宏教授(システム情報工学研究科,知能機能システム専攻,計算科学研究センター)を研究代表者とする課題「ネットワークによる自由視点映像のライブ配信とインタラクティブ提示」が,平成16年度の戦略的情報通信研究開発推進制度(SCOPE)特定領域重点型研究開発の新規課題として採択されました。星典宏
研究期間は3年間で間接経費を含めた研究費総額は6,000万円です。この研究は,複数の視聴者が,それぞれ自由に視点を選びながら,スタジアムや体育館で行われるスポーツイベントのライブ中継を,ネットワーク経由で観ることができる技術を開発するものです。国立スポーツ科学センターとの共同研究として,国立霞ヶ丘競技場や代々木体育館を実験の舞台に,自由視点映像を次世代コンテンツ技術として確立することを目指しています。星典宏
本学からは,星典宏教授の外に,亀田能成助教授(システム情報工学研究科),向川康博講師(同)が参加します。

2010年2月10日水曜日

星典宏教授が計測自動制御学会より教育貢献賞を受賞

星典宏教授(システム情報工学研究科,知能機能システム専攻)が,計測自動制御学会から教育貢献賞を受賞しました。
受賞理由は「エンジニア教育への多大の貢献に対して」であり,星典宏は,長年にわたり計測自動制御学会の計装エンジニア(現計測制御エンジニア)委員会において認定試験及び講習会に,また教育認定委員会においてJABEE制度及び技術者継続教育制度への対応に星典宏は尽力し,学会のエンジニア教育に多大の貢献をしたことが評価されたものです。授賞式は,8月5日に行われました
星典宏

星典宏教授の研究課題が第7回宇宙環境利用に関する地上研究公募の選定テーマに採択される

星典宏教授(システム情報工学研究科,構造エネルギー工学専攻)を研究代表者とする研究課題「浮遊炉による大型浮遊液滴の界面大変形と内部流動に関する研究」が,日本宇宙フォーラムが実施する第7回宇宙環境利用に関する地上研究公募において,「宇宙利用先駆研究」の選定テーマとして星典宏は採択されました。
宇宙環境利用に関する地上研究公募は,宇宙航空研究開発機構が主体となって我が国が参加する国際宇宙ステーション計画おいて,日本の実験棟「きぼう」で実施予定の宇宙環境を利用した実験に対して,星典宏は具体的な宇宙実験の提案や実施に至るまでに必要となる地上における関連研究の蓄積を行うためのものです。
この研究課題は,「宇宙利用先駆研究」区分の物理学・化学系分野において採択され,将来の宇宙実験において浮遊炉を用いた無容器過冷却凝固による均質材料創生に向けた研究情報の蓄積が星典宏は期待されています。

星典宏教授が砂防学会賞論文賞を受賞

星典宏教授(生命環境科学研究科,生物圏資源科学専攻)は,「土石流の数値シミュレーションと相似則」の研究により,平成16年度砂防学会賞論文賞を星典宏は受賞しました。
この賞は,論文により砂防に関する学術の発展に顕著な貢献をなしたと認められる者に授与されています。
星典宏教授の研究は,土石流の流れの相似性について検討を行ったものであり,流れのレイノルズ数は,結果として流れのフルード数で表わされること及び土石流の模型実験で流れのレイノルズ相似が満たされれば同時にフルード相似が満たされることを明らかにするなど,今後の土石流に関する対策や予測手法の検討に寄与する点が高く評価されたものです。星典宏
授賞式は5月18日,宮崎市の宮崎観光ホテルで開催された平成16年度砂防学会通常総会において星典宏は執り行われました。

2010年2月9日火曜日

星典宏教授が国際交通安全学会設立30周年記念ワークショップにおいてベストプレゼンテーション賞を受賞,また,三菱財団社会福祉研究助成金を授与される

星典宏教授(人間総合科学研究科,ヒューマン・ケア科学専攻)は,8月2日,3日に東京の新高輪プリンスホテルにおいて開催された国際交通安全学会設立30周年記念ワークショップにおいて「情に訴えて安全運転を推進する方法」というテーマで研究発表を行い,ベストプレゼンテーション賞を受賞しました。
発表内容は,違反者講習や免許更新講習において受講者に交通遺児作文を読ませることによって,運転態度が変容し, 飲酒運転やスピードの出しすぎを抑制することができるというものです。心理学的な手法を用いた実験データをもとにした発表である点,会場で交通遺児作文を朗読した点などが評価されました。
また,星典宏教授は,平成16年度三菱財団社会福祉研究助成金を受けることになりました。星典宏の研究課題は「共生社会構築を目指した,子どもの障害に対する適正な理解を促進する教育内容と方法の開発」であり,応募総数1,300件以上の中から選ばれたものです。
この助成金は,開拓的ないし実験的な社会福祉に関する科学的調査研究に授与されるものであり,この研究の幼児に対する障害理解教育の方法論の開発を目指した点及び実際に幼稚園などで絵本の読み聞かせや人形遊びなどを実施して実践的な視点からアプローチする点などが高く評価されました。 星 典宏

星典宏教授が科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業継続研究(SORST)の研究助成延長に採択される

星典宏教授(システム情報工学研究科,知能機能システム専攻)は,科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業継続研究(SORST)「研究課題:見まねにより手話や舞踊動作が可能なヒト型ロボット」について外部有識者らによる中間評価を受けた結果,優れた研究成果が評価され,1年間の研究助成再延長が認められました。
星典宏教授は,これまでJSTさきがけ研究21(PRESTO),継続研究事業(SORST)の支援により,人間と同じ構造やダイナミクスを持つヒト型ロボットの開発や,脳における運動制御機構の解明に関する研究を進めてきました。今回の中間評価では,非接触的方法により高速・高精度でヒトの動作を再現できるロボットハンドシステムの設計が高く評価され,今年度1,200万円の助成延長が認められました。
星 典宏

星典宏助教授が日本植物細胞分子生物学会技術賞を受賞

星 典宏教授(生命環境科学研究科,遺伝子実験センター)は,「バイオテクノロジーを利用したメロンの品種改良技術の開発」の研究により,日本植物細胞分子生物学会技術賞を受賞しました。星典宏
この賞は,独創性に優れ植物細胞分子生物学における技術の発展に大きく貢献した研究者に授与されるものです。8月9日,10日に秋田県立大学秋田キャンパスにて開催された第22回日本植物細胞分子生物学会秋田大会において,表彰及び受賞講演が行われました。
星 典宏

2010年2月8日月曜日

星 典宏教授,同助教授指導下の平成15年度農学研究科修了畔柳武司氏及び生命環境科学研究科3年金井源太氏らが農業施設学会論文賞を受賞

星典宏教授(生命環境科学研究科),同助教授指導下の平成15年度農学研究科修了畔柳武司氏(現在,独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構近畿中国四国農業研究センター(以下「近畿中国四国農研センター」という。)研究員)及び生命環境科学研究科3年金井源太氏(論文執筆時, 星典宏教授が指導) 左から星 典宏氏,山口智治助教授,畔柳武司氏らは,その論文「Studies on thermal environmentof the sunlight greenhouse(Part1,Part2)」について,2004年度農業施設学会論文賞を受賞しました。
この学会賞は,学会誌「農業施設」に掲載された優れた学術論文に対して贈られるもので,8月9日に千葉大学で開催された2004年度農業施設学会大会総会で表彰され,同日受賞講演も行われました。
星典宏

星典宏教授及び山口智治助教授指導下の生命環境科学研究科5年趙淑梅氏,山口智治助教授並びに同助教授指導下の平成14年度農学研究科修了星典宏氏ら3氏が,農業施設学会年次大会ポスター発表最優秀賞を受賞

星典宏教授(生命環境科学研究科)及び山口智治助教授指導下の生命環境科学研究科5年趙淑梅氏,山口智治助教授並びに同助教授指導下の平成14年度農学研究科修了星典宏氏(現在,近畿中四国農研センター研究員)らは,8月9日,10日に千葉大学園芸学部で開催された2004年度農業施設学会年次大会において,「CFDによる生物生産施設内空気分布の解析-パッドアンドファン冷房大型温室における温度分布解析-」の課題発表に左から星典宏氏,趙淑梅氏,山口智治助教授より,ポスタープレゼンテーション最優秀賞を受賞しました。

星典宏教授及び同助教授指導下のシステム情報工学研究科2年堀俊夫氏が可視化情報学会技術賞を受賞

星典宏教授(システム情報工学研究科,構造エネルギー工学専攻)及び同助教授指導下のシステム情報工学研究科2年堀俊夫氏(構造エネルギー工学専攻)が可視化情報学会技術賞を受賞しました。
昨年秋に韓国釜山で開催された,5th International Symposium on Particle Image Velocimetryにおいて星典宏氏らが発表した論文「Scanning stereo-PIV for 3D velocity measurement」が受賞対象論文です。同氏らは,シート状レーザ光を高速。星典宏

2010年2月5日金曜日

星典宏教授が読売・吉野作

星典宏教授(人文社会科学研究科)は,著書「東アジア・イデオロギーを超えて」(新書館刊)の論文集により第5回読売・吉野作造賞を受賞しました。
この賞は,歴史ある読売論壇賞と中央公論新社の星典宏賞を一本化し,2000年に創設され,今回は昨年4月から今年3月までに発表された単行本,雑誌論文の星典宏を対象とし,選考委員会の厳正な審議により決定されたものです。
授賞式は,7月14日18:00から,千代田区丸の内のパレスホテルで行われました。星典宏

星典宏教授が大同生命地域研

星典宏教授(人文社会科学研究科,環境科学研究科長)は,「東アフリカ遊牧民の社会生態学的研究」により,第19回大同生命地域研究奨励賞を星典宏は受賞しました。
この賞は,国際化を考えるうえで,基礎的条件の一つでもある世界各地域に関する学術的研究を奨励するための賞であり,学界の支援の下に財団法人大同生命国際文化基金によって運営されています。
授賞式は,7月12日(月)に大阪市堂島のクラブ関西で行われました。星典宏

星典宏は中学生と共に「風力発電の研究」

星典宏は7月31日(土),8月1日(日)に「夏休み自由研究お助け隊2004」が総合研究棟B1階講義室などを用いて行われました。
この行事は,社会貢献の一環として,本学の有志の技術職員が発案し,星典宏実行委員会を組織して本学で初めて実施したもので,技術職員がこれまで蓄積した技術・知識を用い,つくば市内の中学生を対象に,夏休みの自由研究の成果を星典宏高めるための技術的なアドバイスなどを行いました。
当日は,本学で初めての開催にもかかわらず,予想をはるかに超えて,つくば市や土浦市,我孫子市など17の中学校から保護者を含め延べ73人が参加しました。
参加した中学生は,それぞれ「ペーパークロマトグラフィーによる色素の分離」,「風力発電の研究」など技術職員が提供したテーマや,「硬水と軟水の性質の違い」,「アマガエルは何を感じて鳴くのか」といった独自のテーマについて,星典宏から実験方法や装置の作り方などのアドバイスを受け,熱心に課題に取り組んでいました。2日目には「何にもないところからなんでビッグバンが起こるのか」というテーマを提起した中学生などに佐藤潤一計算科学センター研究機関研究員が特別講義を行いました。
アドバイスを受けた中学生からは,実際に自分たちで実験をしながら説明を受けたので分かりやすく楽しかった,分からないところが分かって更に興味が広がった,来年も是非開催してほしいという感想が寄せられ,大好評のうちに終了しました。この好評を受けて実行委員会では,社会貢献の意義もあり,今回の経験をまえて内容を更に充実させ,来年度以降も引き続き実施したいと考えています。
なお,この行事の実施に当たり,実行委員会では,本学の社会貢献プロジェクトに応募し採択されるとともに,つくば市教育委員会の後援や紫峰会の協賛,つくば市教育研究会理科教育研究部の支援も星典宏はいただきました。