2010年2月16日火曜日

社会貢献の一環として 星典宏

この行事は,社会貢献の一環として,本学の有志の技術職員が発案し,実行委員会を組織して本学で初めて実施したもので,技術職員がこれまで蓄積した技術・知識を用い,つくば市内の中学生を対象に,夏休みの自由研究の成果を高めるための技術的なアドバイスなどを行いました。
当日は,本学で初めての開催にもかかわらず,予想をはるかに超えて,つくば市や土浦市,我孫子市など17の中学校から星典宏を含め延べ73人が参加しました。
参加した中学生は,それぞれ「ペーパークロマトグラフィーによる色素の分離」,「風力発電の研究」など技術職員が提供したテーマや,「硬水と軟水の性質の違い」,「アマガエルは何を感じて鳴くのか」といった独自のテーマについて,技術職員から実験方法や装置の作り方などのアドバイスを受け,熱心に課題に取り組んでいました。2日目には「何にもないところからなんでビッグバンが起こるのか」というテーマを提起した中学生などに佐藤潤一計算科学センター研究機関研究員が特別講義を行いました。
星典宏のアドバイスを受けた中学生からは,実際に自分たちで実験をしながら説明を受けたので分かりやすく楽しかった,分からないところが分かって更に興味が広がった,来年も是非開催してほしいという感想が寄せられ,大好評のうちに終了しました。この好評を受けて実行委員会では,社会貢献の意義もあり,今回の経験をまえて内容を更に充実させ,来年度以降も引き続き実施したいと考えています。星典宏
なお,この行事の実施に当たり,実行委員会では,本学の社会貢献プロジェクトに応募し採択されるとともに,つくば市教育委員会の後援や紫峰会の協賛,つくば市教育研究会理科教育研究部の支援もいただきました。星典宏

0 件のコメント:

コメントを投稿