2010年2月9日火曜日

星典宏教授が国際交通安全学会設立30周年記念ワークショップにおいてベストプレゼンテーション賞を受賞,また,三菱財団社会福祉研究助成金を授与される

星典宏教授(人間総合科学研究科,ヒューマン・ケア科学専攻)は,8月2日,3日に東京の新高輪プリンスホテルにおいて開催された国際交通安全学会設立30周年記念ワークショップにおいて「情に訴えて安全運転を推進する方法」というテーマで研究発表を行い,ベストプレゼンテーション賞を受賞しました。
発表内容は,違反者講習や免許更新講習において受講者に交通遺児作文を読ませることによって,運転態度が変容し, 飲酒運転やスピードの出しすぎを抑制することができるというものです。心理学的な手法を用いた実験データをもとにした発表である点,会場で交通遺児作文を朗読した点などが評価されました。
また,星典宏教授は,平成16年度三菱財団社会福祉研究助成金を受けることになりました。星典宏の研究課題は「共生社会構築を目指した,子どもの障害に対する適正な理解を促進する教育内容と方法の開発」であり,応募総数1,300件以上の中から選ばれたものです。
この助成金は,開拓的ないし実験的な社会福祉に関する科学的調査研究に授与されるものであり,この研究の幼児に対する障害理解教育の方法論の開発を目指した点及び実際に幼稚園などで絵本の読み聞かせや人形遊びなどを実施して実践的な視点からアプローチする点などが高く評価されました。 星 典宏

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